2022年11月02日

第二種電気工事士の試験対策についての補足

前回の記事 では第二種電気工事士に合格した経験をもとに、色々情報詰め込んで色々書いていました。

試験対策について、書き足りないことが結構あるので、今日はその補足ということで書いてみようと思います。

複線図について

筆記試験は過去問を沢山やっておけばとりあえず合格点は取れるとは思います。
しかし、その後の技能試験のためにも、「複線図」についてはちゃんと対策したほうが良いと思います。

50問あるうち、1〜30が「問題1. 一般問題」、31〜50が「問題2. 配線図」という大きな括りになっています。

「問題1. 一般問題」のほうは計算問題含めて暗記問題なので、まあ過去問の問題と答え丸暗記とかでも全然大丈夫と思います。

「問題2. 配線図」については、同様に丸暗記だけで対策できるものもありますが、「複線図」がちゃんと書けないと絶対解答できない問題があります。
「xxの箇所で使用するリングスリーブの数は?」とか「xxで必要なケーブルは?」とかの問題ですね。
配線図では単線図でしか書かれていないので、実際に接続する電線が何本になるのかとかがわからないと、これらの問題は解けないわけですね。

点数配分的にはそれほど多くないので、これを捨てても筆記試験だけ合格できると思います。

しかし、技能試験でも問題は単線図なので、そのままでは電線をどう接続するのか分かりませ。
複線図を書けるようになっているか、または頭の中でイメージできるようになっていないと、作品を作る練習に入れません。
筆記試験が終わった後、すぐに技能試験の公表問題の練習に取り書かれるようにするには、筆記試験の対策期間に複線図をきちんと身につけておくのが大事ですね。

某掲示板だと「技能試験では複線図なんか書く必要はない」「現場の電気工事士はいちいち複線図なんか書かない」とか言われるのですが、「書けるけど書かない」のと、「書き方自体がわかってない」は全く違います。
書けるようになっておく必要は絶対にあります。

「複線図書かずに作品を完成させるやり方」とかを説明しているyoutubeとかもありますが、複線図の書き方が分かった上でそのようなやり方を学ぶべきと思います。


電線の長さの測り方について

HOZANの工具セットを買うと、布巻き尺というのがついてきます。
最初「なんだこの使い道のなさそうなものは?」と思ったのですが、「試験対策」という観点ではとても有用な道具だと後で気付きました。

長さを測るというと、普通はコンベックスを使うのをイメージするのがが自然と思います。

しかし、第二種電気工事士の技能試験では、電線やケーブルの長さを測って切断する場合は長くてもせいぜい 400mm 程度です。
実際の試験では開始前に材料のチェックというのがあって、そのときに支給されたケーブルの長さが問題の指定通りかどうか確認するのですが、その際も机の上で、椅子に座った状態で測るので、2m とか伸ばして測るということはまずないわけですね。

上記の布巻き尺を机の手間部分に貼っておいて使うのが、一番楽です。
(支給材料チェックのときはまだ机に貼らずに尺取り虫みたいな感じ?で使って測るのが良いと思います)

そして、机に張るときは「マスキングテープ」が一番良いです。下手な粘着テープとかよりずっと安定します。
私は「3M」というメーカーのマスキングテープを使っていました。

また、外装被覆を剥く長さを測るときも、せいぜい 150mm 程度なので、ケーブルストリッパー P-958 に付いてる目盛りを使って測るのが圧倒的に速いですね。
芯線被覆のときも同様に、P-958 の小さい目盛りのところで測るのがよいです。

これについては HOZANの動画 が参考になりますね。
自分は最初この測り方をしないでいて、とても時間を無断にしていました。
最初からこのスタイルでやるのが良いと思います。
(何度も言いますが、別にHOZANの回し者ではないです)


被覆を剥く練習について

公表問題の練習をしたあと、片付ける際に短いケーブルが沢山余ると思います。
例えば 250mm で接続していたケーブルのリングスリーブ部分を切断すると、200mmとか余ります。
これが、大量に余るわけですが、次の練習のときに使うというのも良いですが、慣れないうちは外装被覆とか芯線被覆を剥く練習に使ったほうが良いと思います。

外装被覆や芯線被覆を剥く箇所というのは1つの問題の中で結構な数になるので、これの速度が遅いと40分以内に完成させるのが厳しいと思います。

「剥く外装被覆の長さ測る → 外装被覆剥く → 剥く芯線被覆の長さ測る → 芯線被覆を剥く」という一連の作業を、1箇所につき10秒以内とかでできるぐらいまでは何度も何度も練習したほうが良いと思います。
それぐらいやっておいて体に染み込ませて、ほぼ無意識で作業できるようにしておくのが大事ですね。

被覆を剥くのにエネルギー使ってるような状態だと結構大変。



公表問題の練習後の片付けについて

公表問題の作品を作った後は、スイッチや差込形コネクタなど使い回す部材を回収するため片付けることになるわけですが、これについてもいくつかコツがあります。


まず、ケーブルの切断ですね。
リングスリーブとか差込形コネクタのところを結構な数切断するわけですが、P-958 でやってしまうと刃が劣化していってしまい、本番で使うときにボロボロになってしまう可能性があります。
なので、別の工具を使ったほうが良いと思います。
私は片付け用に電工Fペンチを用意してそれを使っていました。


次、差込形コネクタからのケーブルを抜く作業について。
ケーブルを回しながら引っ張ると抜けるのですが、これを素手でやっていると結構疲れます。
むしろ「片付け嫌だなー」と思ってしまって練習するのが億劫になる、というぐらい疲れます。

ペンチを使いましょう。
差込形コネクタから 2cm ぐらいのところで電線を切るようにし、電線をペンチで挟んで回して抜く、というのをやるとだいぶ楽です。
電線がまっすぐだと挟みづらいので、切った部分がJの字の形になるようにしておくと挟みやすくてよいです。
私は練習の1周目の途中まで素手でやっていて、途中で「これペンチ使えば楽なんじゃね?」と気付き、「あーーもっと早く気付けばよかった…」という気分になりました。
差込形コネクタから電線を抜く作業にはペンチ使いましょう。


最後に、ケーブルの残骸について。
そこそこの長さ、たとえば 15cm とか残ってれば、取っておいてあとでランプレセプタクル用の輪作りタイムアタックで使うとかできると思いますが、5cm 以下とかだと使い物になりません。

なので、捨てることになるのですが、「被覆と銅線を別にして分別すべきか?」というの悩むと思います。
私は、思い切って全部まとめて「不燃ごみ」で出しました。

銅線を買い取ってくれる業者というのもあるようですが、1kg とかの単位での扱いになるので、時間の無駄です。
思い切って「不燃ごみ」で捨てましょう。

とは言っても、すぐに捨てずにためておくと「おぉー、こんなに練習したのか!」という気持ちになれるので、少し大きめの袋にためておいて、技能試験が終わったら捨てるとかが良いかもしれませんね。

私の場合、スーパーの袋で言うLサイズぐらいの袋2つ満杯ぐらいになりました。
まあそりゃそうですよね、あのグルグル巻の15m とかのケーブルの束が全部ゴミになるわけなので。
(改めて考えるともったいないよなーとか思うのですが、練習に必要なので仕方がない)

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というわけで、第二種電気工事士試験の合格者からの戯言でした。
参考になれば。

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p.s.
ハニカムスクリーンて便利ですよね。電気工事士関係ないけど。

応援よろしくお願いします!
posted by でっき at 02:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第二種電気工事士
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