2022年11月01日

第二種電気工事士試験に合格したので、試験対策について書いてみます

当ブログは情報処理技術者試験のブログなのですが、試験つながりということで。
(もう情報処理技術者試験ネタが無いというのもありますがw)

先日、第二種電気工事士 の試験に合格しました。

令和4年度電気工事士上期試験 というやつです。

今回の記事では、この第二種電気工事士について書いてみようと思います。


きっかけ

自宅のコンセントとか、スイッチとかをいじりたくなることってないですか?

たとえば、
・2つの部屋の電気を1つのスイッチで操作する形になっているが、個別のスイッチに分離したい
・コンセントが足りないから増やしたい
・夜中、廊下のスイッチの位置が分かりづらいから光るやつに交換したい
とか。

これらを自分で行うためには、第二種電気工事士の資格が必要になります。
(youtube とか参考に資格なしでやっちゃうのは法律違反になります)

まあ電気工事業者に依頼すればやってくれますが、面倒だしお金もったいないですね。

私は上記全部を自分で対応できるようになりたくて、第二種電気工事士の資格取得を目指しました。


試験の内容

筆記試験と技能試験の2つがあり、筆記試験に合格し、その後技能試験に合格すると、資格ゲットということになります(合格後、別途免状の申請が必要)。
受験資格などは特にありません。
免状についても必要な条件などはなく、試験に合格できれば申請できます。

もし筆記試験に不合格となると、技能試験は受けられません。また次回挑戦することになりますが、その際 筆記試験は免除 になります(前回の筆記試験合格以外にも免除になるケースがあります)。

過去問は以下にあります。
https://www.shiken.or.jp/answer/index_list.php?exam_type=50

筆記試験、技能試験それぞれ以下のようになっています。

■ 筆記試験: 試験時間120分、4択問題で50問。通常は1問2点で60点以上で合格
■ 技能試験: 試験時間40分、事前に公表された候補問題13問の中から1問が出題(試験地によって異なる)、欠陥無しで合格

私が受けたのは 令和4年度第二種電気工事士上期筆記試験【午後】公表問題No.8 でした。

筆記は午前と午後があり、ランダム?に決まるようです。自分は午後でした。
(朝苦手なのでラッキーでした)


筆記試験の対策

過去問にざっと目を通すと分かると思いますが、一般知識で解答できることは半分以下程度で、勉強しないと合格ラインの 60点 はほぼ無理と思います。

ITパスポート試験や基本情報技術者試験とかだと、IT関係の仕事してると無勉強で合格とかありえますが、第二種電気工事士は無理ですね。

頑張ってテキスト読んで暗記していく必要があります。

自分が使ったのは以下の2冊です。
・『2022年版 第二種電気工事士試験 完全攻略 筆記試験編』 佐藤 共史 (著) 、技術評論社
・『2022年版 第二種電気工事士試験 筆記試験 過去問題集 合格への最短ステップ! 』 佐藤 共史 (著) 、技術評論社

1つ目の本をひたすら読み込んで知識をつけていき、「もうだいぶ覚えた!」と思った時期から2つ目の本で過去問をひたすら解いていきました。

これで、本番で 96点 (自己採点)を取れました。

が、、この本てあまり各所でオススメされていないやつみたいなんですよね…。
過去問題集のほうは便利でしたが。

Amazon での評価見る限り、これから勉強するって人は以下の「すい〜っと合格」というシリーズの方が良いかもしれません。
・『ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(2022年版) 』 藤瀧 和弘 (著) 、ツールボックス
・『 すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 筆記過去問2022 (すぃ~っと合格赤のハンディ) 』藤瀧 和弘 (著) 、ツールボックス

技能試験の対策の準備

技能試験は、試験会場で実際に材料を使って模擬的な「施工」を行うことになります。

試験問題の解答 にある「正解作品例」を実際に時間内に作るわけです。

なので、まず工具が必要ですね。圧着工具とかは正しい刻印が入るものでないといけないので、電気工事用のものを用意しないといけません。

練習も当然必要です。そして、練習するには工具類だけでなく、材料も必要ですね。

なので、対策を開始する時点で「結構なお金がかかる」ということになります。

工具にしても、材料にしても、ホームセンターとかで集めるのは不可能ではないですが、
電気工事士の資格も持っていない人間が自力で集めるのは、正直かなり無謀と思います。

そんな事情をよくわかっている業者が沢山いて、Amazonとかでも「技能試験セット」とかで販売されています。

私は面倒なので、この技能試験セットを購入しました。HOZANというメーカーが出している工具セットと練習用材料がセットになったものです。
・『電気工事士 2種 技能試験セット 【1回練習分】(電線、器具、専用工具、テキスト) 【全13問対応】第二種電気工事士 (2022年版) 【電工石火シリーズ】』

工具セットについて、某掲示板とかだと「必要なものを個別に安く買うべきだ」とかの持論を展開する謎の人物がいて、HOZANの工具セットとかの話が出るたびに叩いてました。
前述の通り、「電気工事士の資格も持っていない人間」には判断が難しいことが多く時間が無駄になるので、さっさと工具セットを購入して練習を開始することをオススメします。
もちろんHOZANである必要はないです。
(まあ「お金に余裕がないが、時間は無限にある」という人は最安値で工具を揃えるとかやっても良いのかもしれませんね)

HOZANが出している、以下についても購入しました。
・『ホーザン(HOZAN) 合格マルチツール DK-200 第二種電気工事士技能試験用 電工試験 』
・『ホーザン(HOZAN) 合格クリップ 誤接続防止 電気工事士試験の時間短縮に 入数10個 ホルダー付 P-926』

合格マルチツールは、スイッチやコンセントのケーブルを抜くための以下のプレートはずしキーの代わりにもなるので、持っていて損はないかと思います。
・『パナソニック (Panasonic) 電工 プレートはずしキー WV8400』

合格クリップは、HOZAN の youtube 動画で使っていたので買ってみたのですが、
・工具ケースに入れているとごちゃごちゃして邪魔
・はさむ力が弱くて使いづらい
・そもそも使わなくても困らない
ということで、買う必要なかったかなーと思います。

あと、VVRケーブルという、通常は「電工ナイフ」で被覆を剥く必要があるケーブルがあるのですが、電工ナイフって怖いんですよね。
使い慣れてないのもあるけど、使い終わって畳むときに指挟んだりしたら最悪だし。
で、以下の「ケーブル挟んでクルクル回すだけ」で被覆を剥けるやつも買いました。
これはめちゃくちゃ便利でしたね。作業時間がかなり時短できるし、何より電工ナイフより圧倒的に安全。
・『マーベル(MARVEL) ケーブルストリッパー MC-012』

また、ニッパーがあると、ゴムブッシングに穴開けるが楽です(電工ナイフ怖いので)。これは100円で良いかも。

他に買ったものとしては、電工Fペンチというものがあります。
これはまあ買わなくてもよいのですが、練習のときって準備したり片付けしたりで、ケーブルを何度も何度も切断するんですね。
それこそ前腕の筋トレになるぐらい(実施、練習してて太くなりました)
で、切断するのに工具セットにある P-958 とか使ってると切れ味が悪くなりそうで、本番までに切れ味が悪くなってしまう懸念がありました。
(天津飯が魔封波の練習しすぎて電子ジャー壊しちゃってて「いいだろう・・。魔封波抜きでやってやるぜ・・!」、みたいなw 伝わるかな?)

そのため、練習の準備と片付けのときのケーブル切断用に、別途買ったという形になります。
・『スリーピークス 3.peaks 電工Fペンチ 165mm DF-165 』

上位試験である第一種電気工事士試験向けには以下が(HOZANでは)推奨しているようなので、これを最初から買ったほうが良かったのかも?と後で後悔しました…。
・『ホーザン(HOZAN) ケーブルカッター IV線22mm2も片手で軽く切断可能 N-18 』


材料セットについては、色々あるので安いやつとか特典とか見て好きなやつを選べば良いと思いますが、自分は前述の通り工具セット付きの以下を購入しました。
・『電気工事士 2種 技能試験セット 【1回練習分】(電線、器具、専用工具、テキスト) 【全13問対応】第二種電気工事士 (2022年版) 【電工石火シリーズ】』

これは練習1回分(公表問題No.1〜No.13を1周練習できる分)なのですが、自分の場合1周だけでは不安で、結局で以下の追加分の電線も買いました。
・『準備万端 電気工事士 2種 技能試験セット ((電線セット) 2022年度版) 』

これで2周分の練習ができるのですが、自分の場合は単位作業(後述)の練習で電線を結構使ってしまったので、さらに追加でホームセンターでもVVF1.6 を購入しました。

しかし、このホームセンターで買ったVVF1.6 はケーブルの被覆が非常に剥きづらく、めちゃくちゃイライラしました。
失敗したなーと思いました。練習しづらくて効率が悪く、時間の無駄です。そもそもホームセンターから買って帰るの重いし。
ネットで買った材料セットのものはそういったことはなかったので、もう全部「技能試験セット」だけで揃えるのが良いと思います。

あと、EM-EEF 2.0-2C (エコケーブル)についても、練習したくて追加で買いました。
↓の図だと15mぐらいありそうに見えますが、切り売りの 1m になります。
・『住電日立ケーブル 切売販売 EM−EEF 2.0-2C エコ 絶縁耐燃性ポリエチレンシース電力ケーブル 1m単位 』

エコケーブルはメーカーによって剥きやすさが全く違ってくるようで、色々なメーカーで練習しておいたほうがよいのかもしれません。
・自分が買った材料セットに入っていた「富士電線」のは剥きやすい(VVF 2.0 とほぼ変わらない感じ)
・上記追加購入した「住電日立ケーブル」のやつは、ネバついてサクッとは切れない

VVRについても、1.6 と 2.0 それぞれ練習のため追加で買いました。
・『ノーブランド品 エコ電気工事試験用(エコ商品) 【VVR2.0X2CR】』
・『ノーブランド品 エコ電気工事試験用(エコ商品) 【VVR1.6X2CR】』

ゴムブッシングについても足りなくなって追加で買いました。これはホームセンターでも買ってもよいかも。軽いし。
・『 ELPA ゴムブッシング 19mm GB-19H 』
・『ELPA ゴムブッシング 25mm GB-25H』

あとは、公表問題 No.11 で出現する「ねじなし電線管」用の「ねじなしボックスコネクタ」のねじですかね。
接続時にねじ切る必要があるので、再利用できないわけです。
これ、ねじ単品では中々売ってないんですね。
ねじなしボックスコネクタ自体を無駄に購入してねじだけ使うことにしました。
ちなみに、ホームセンターで買おうと思ったらこのE19のサイズだけ売り切れでした。
技能試験が近くなるとみんな買うんでしょうね。早めに買っておくほうが良いかも。
・『パナソニック(Panasonic) ねじなしコネクタ E19 DS02192 』


テキストについては、筆記試験用に買ったものと合わせて以下を購入しました。
これである必要もないし、テキスト自体無くてもよいかもしれませんが、持ってると完成図の写真を一覧で見れるので便利と思います。
ちなみに、公表問題がここ数年変化ないので最新の2022年用のものを買う必要はなく、古いやつでも十分です。
(2021年のと2022年のを持ってますが、違うのは表紙ぐらいでしょうか…)
・『2022年版 第二種電気工事士試験 完全攻略 技能試験編』佐藤 共史 (著) 、技術評論社

最近だと youtube に大量に動画が出てるので、それらも参考にできます。
自分の場合は工具セット買ったメーカーの HOZAN の以下の動画を参考にしてました(決してHOZANの回し者ではないです)。
説明が丁寧でこれだけ参考にしてたので、他の動画は見てません。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLsb6Jp0PqtFx4AXoEr9yMW5x9oXT1tSYM


技能試験の準備

前述の通り、工具と材料を一通り揃えて、テキストを一通り読んで、動画も一通り見たあとは、実際の練習です。

最初は、おそらく被覆を剥くのすら時間かかってまともに作業できないので、「単位作業」の練習を徹底的にやったほうがよいですね。

・ケーブルを指定の長さに切断
・ケーブルの外装被覆を指定の長さだけ剥く
・ケーブルの芯線被覆を指定の長さだけ剥く
・ランプレセプタクルに接続するための「輪作り」(HOZAN動画だと「のの字曲げ」)
・露出型コンセントに接続するための「輪作り」
・埋め込み連用取り付け枠へのコンセント/スイッチ類の
・埋め込み連用コンセント/スイッチへのケーブルの接続

これらをそれぞれ何度も何度も練習する必要があります。
自分の場合、最初は指定の長さに切断するのすら時間かかって、40分以内とかは到底無理でした。
(長さ測るのは P-958 に付いてる目盛りを使って素早くできるようになる必要があります)
被覆剥いたり輪作りしたりで電線をかなりの量使いましたが、惜しみなく使って練習するのをオススメします。
ケチってると上達しないですね。

輪作りは、毎日10回以上練習し、最後に5回時間測定、というのをしばらく続けました。
大体1分30秒ぐらい程度でできるようになってくると、もう手順が体に染み付いてると思います。

上記がほぼ無意識でできるようになったら、時間を測って実際に試験問題に取り組むのが良いと思います。
リングスリーブ圧着とかは苦手なら材料追加購入して練習したほうが良いですね。

まあ練習については、どれぐらい必要かは個人差があると思います。
自分は確実に1回で合格したかったので上記のように練習しました。


以上、長々と書きましたが、第二種電気工事士の対策についてでした。

まだ書き足りないことがあるので、後日また書くかもしれません。


応援よろしくお願いします!
posted by でっき at 00:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第二種電気工事士
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